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2008年07月02日

高宮の緑と環境を守る住民の願い

晴れ


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<旧TNC跡地にマンション計画>      
 高宮の高台にある旧TNC放送会館とタワーがお役目を終えて、取り壊され三菱地所、三菱商事によるマンション建設が計画されています。現在の計画では、戸数123戸、地上六階地下二階で中心部に地下駐車場を配置し、周辺部にマンション本体の建物を建設し、擁壁(最大約6m)から建物が屹立した構造になっています。
 このようなマンション計画に対し地元の自治会を中心に高宮の緑と環境のシンボル的場所にふさわしいような住民の願いを込めて「高宮の緑と環境を守り育てる会」が結成されました。これまで、5回の住民説明会が西高宮公民館で開催され、毎回70~80名の住民の方々が参加されいくつかの重要な問題点が指摘されています。

<福岡市の緑のシンボル>
 この一帯の緑と環境は、鴻巣山風致地区として遊歩道にも連なっており、普段からウオーキングや散策路のコースとして親しまれ、桜の季節には、訪れる方々と近隣住民の方々との間で桜を介して心の通った会話がなされてきました。
 鴻巣山風致地区は、西公園・福岡城址・桜坂・南公園風致地区と一体となっての都心の緑の背骨を形成し福岡市のかけがえのない財産です。そして、旧TNC跡地は、見事な桜や市の中心部を一望できる景観とあいまってその開放性から地元住民だけではなく広く福岡市民に愛されてきたシンボリックな場所です。高宮の住民にとっては、高宮の緑と住環境の象徴として誇りであるとともにその資産価値をも形成していました。

<住民の願い・・・調和と協調>
 住民の方々の願いも頭からマンション建設反対ではありません。企業論理(経済合理性)と住民の願い(緑と住環境の保全)を法に則り「調和と協調」の精神で企業と住民が叡知を出して、肩肘張らず、紛争に係るエネルギーを、福岡の均衡ある発展に上手にそして有効に利用したいのです。秩序ある開発によって、緑と環境を保全し笑顔と会話の絶えない高宮だけでなく福岡の誇りとなるような場所が誕生することを願っているのです。

<風致地区の法の規制>
①風致地区内では、建築物の新築、土地の形質の変更、木竹(高さ5以上)の伐採の行為をするときは、市長の許可が必要です。
②風致地区内では、みどり率(樹木の樹冠を水平面に投影)を30%以上(建物高さ12mを超える場合は20%増し)になるよう植栽してください。
③敷地内の樹木の伐採は、必要最小限度にとどめ、やむえないときはできるかぎり移植してください。